予防歯科

予防の大切さを知ることから...

治療中心の「歯科医療」から「予防医療」への転換は、歯科先進国においてはすでに常識になっています。治療と予防の考え方においては、日本はまだまだ歯科後進国と言わざるをえません。健康管理としての健診を定期的に受けている方は、まだまだわずかですが、その方の9割は、継続的に健診を受けるとの回答をしています。つまり、予防の意識の差にはかなりの隔たりがあるのです。当院では、歯科医院を単なる治療するための場としてではなく、健康管理の場であるとのイメージに転換していただきたいと願い患者さんには啓蒙活動をしています。


PMTC(プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング)

歯周病は、プラーク(歯垢)や歯石の中にいる細菌が引き起こす感染症です。歯を失う原因の1位になっている恐い病気で、日本人の40歳以上のおよそ8割が歯周病であるといわれています。
近年では、肺炎、心臓病、糖尿病、早産といった病気のリスク原因になることがわかっています。むし歯と同様、定期的検診により、早期発見・早期治療が肝要です。

PMTCの効果

1.むし歯予防・・・歯垢を破壊し、フッ素塗布で歯垢の再付着を防ぎむし歯の発生をおさえます
2.歯周病予防・・・セルフケアでは、取れない部分の歯垢を除去し、歯肉の状態を健康に保つ
3.歯質の強化・・・歯の再石灰化を促し、自然治癒力が高まります
4.審美的効果・・・ステインなどを除去し、光沢のある白い歯を回復することができます